「文書館」ようやく再開

%e7%86%8a%e6%9c%ac%e5%a4%a7%e6%96%87%e6%9b%b8%e9%a4%a8%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e7%94%a8地域の記録を残し研究に活用する目的で2016年4月に熊本大が開設した「文書館」(=写真)は、熊本県内外の歴史資料を収集・保管を始めた直後に起きた「熊本地震」で停止していた資料の受け入れを再開した。現在は、資料の閲覧もできる状態になったという。

収集の対象となる資料は、大学の歴史に関する資料をはじめ、研究者個人の研究資料や書籍、県政や国政に関する行政資料、熊本の歴史に関するものなどになる。熊本大の研究者の研究資料や水俣病の関係資料など数千点にのぼる。文書館では、これらの資料のデータベースを作成し、情報の活用に向けた取り組みを進めている。

また、同館では、テーマを定めて歴史資料集の発行も始めた。第1号の表題は「新聞に見る明治熊本の高等教育」で、明治期に発行されていた「熊本新聞」や「九州日日新聞」などの日刊紙の記事を集めて旧制第五高等学校や師範学校、県立医学校といった当時の熊本における高等教育と社会との関係がまとめられている。地域に根差した活動として注目が集まる。