「避難所初動運営キット」配布

%e9%81%bf%e9%9b%a3%e6%89%80%e5%88%9d%e5%8b%95%e9%81%8b%e5%96%b6%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%bb%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e7%94%a8熊本大「くまもと水循環・減災教育研究センター」の竹内裕希子准教授は、災害時の避難所運営に欠かせない道具をまとめた「避難所初動運営キット」を作成し、熊本県内の市町村に配布を始めた。避難所の運営を担った自主防災団体に調査を行い、避難住民の名簿を作るための筆記用具や通路を確保するための案内標識など合計25点がそろっている。400セットを熊本県に贈呈し、各自治体などに配布する。

この運営キットは、運営役員がわかりやすい「腕章」や介護や医療の支援が必要かどうかを確認できる「避難者受付カード」なども含まれ、体育館くらいの大きさの施設を想定したものとなっている。とくに混乱が生じやすい「最初の3日間に必要なもの」に焦点を当て、メガホンや規制用ロープなども含まれている。

竹内准教授は、平時における備えの重要性を指摘しており、事前に地域で話し合ったり、運営訓練を行うなどし、必要な道具を加えて“完成”させることを推奨している。熊本地震後の今だからこそ、熊本の今後に生かす教訓として活用されることが期待される。

【キーワード】くまもと水循環・減災センター
水循環を核とした研究成果をくまもとの発展に役立てる目的で今年4月に熊本大が設置した。九州の減災研究の拠点として人材育成にも力を入れている。