平田機工と共同講座 設置

熊本大と平田機工(=写真)は6月30日、創薬分野の共同研究講座を同大大学院生命科学研究部に設置することを明らかにした。生産設備メーカーの平田機工は、これまで医療関連機器の開発に取り組んできた経緯がある。熊本大は薬学部に「自然共生型産業イノベーションセンター」の整備を進めている。同講座も、この研究拠点に入るという。熊本発の新薬開発や創薬ベンチャーを見据え、期待が高まっている。

平田機工は、5人の専任担当者を配置する。熊本大は、薬学部長の甲斐広文教授を中心に複数の研究講座が連携する。学部内の植物資料を最大限に活用し、新薬につながる物質の研究を進めるという。エイズやアルツハイマー病などの治療薬開発に向けて、長期的な研究に取り組む構えだ。