『平和』の秘密に迫る

%e6%b0%b8%e9%9d%92%e6%96%87%e5%ba%ab%e5%b1%95%e8%a6%a7%e4%bc%9a%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e7%94%a8熊本大永青文庫研究センター設立10周年を記念する展示『細川家と「天下泰平―関ケ原からの40年』が12月9日から東京都文京区の永青文庫にて開催される。世界史的に見ても稀な長期平和が200年以上続いた近世日本。その天下泰平の世の中は、どのように作られ、維持されたのか。戦乱の時代から泰平へと歴史が動いた大転換期を細川家の史料からひも解く。

徳川家康に急接近した細川忠興は、関ケ原で奮戦し、豊前国と豊後国二郡を与えられ、39万9千石の大大名になる。忠興の三男・忠利も家康への忠誠の証として江戸に送られ、独自の役割を果たした。第1部では、こうした関ケ原前後の動きを現存する史料で振り返る。

第2部は、家督継承者に指名された忠利が熊本城に入り、九州で国づくりを始めたころの史料を展示。第3部は、「島原・天草一揆」の収束と武器の抑制の観点から天下泰平の秘密に迫る。

【キーワード】永青文庫
細川家に伝来する文化財を保存・研究する公益財団法人。収蔵品は、武具や刀剣、茶道具、絵画など多岐にわたり、国宝や重要文化財など約6000点を有する。