「安全な水道水」確立 富家和男さんにインタビュー

“水の都”として知られる「熊本市」。日本国内を見ても、水道水を100%、地下水だけでまかなっている都市は、人口50万人以上の規模では熊本市以外にはないという。ただ、その豊富できれいな地下水も、それをつくり出してきた「自然環境」や「近世の農業システム」などに対する無知から、量質ともに深刻な低下をもたらしているという。今回は、以前、熊本大の参与を務め、現在も学生たちに「地下水」などの水資源についての講義を行う富家和男氏に話を伺った。

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カンボジアの発展に貢献 谷川政敏さんにインタビュー

九州は、地理的にも東アジアや東南アジアの国々と近く、鎖国時代を含め、さまざまな交流を盛んに行っていた事実がある。中でも熊本は、加藤清正の時代、歴史的な評価はいろいろあるにせよ、陶磁器や朝鮮飴など、韓国の文化を取り入れたり、カンボジアなどの国々とも交流していた事実が発見されている。今回は、熊本とカンボジアの交流の歴史を明らかにした立役者であり、カンボジア王国政府観光省顧問などを務める谷川政敏氏にカンボジアと熊本について話を伺った。

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一般財団法人「創造くまもと」理事長 木村仁さんにインタビュー

熊本は、観光資源が豊富と言われながらも、有効活用できていない状況を指摘され続けてきた。その大きな要因として、「交通手段」や「交通網」の不整備も挙げられる。すでに、新幹線が熊本に発着するようになって3年半以上が経つ。大動脈が整備されてきている今、熊本の“毛細血管”の役割を果たし、各器官の細胞にまで血を巡らせることのできる「熊本の公共交通」とはどのようなものか? 海外や日本全国の事例も見てきながら政策研究を行ってきた元参議院であり、現在、一般財団法人「創造くまもと」の理事長を務める木村仁氏に話を伺った。

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映画革命HINAMI 黒川裕一さんにインタビュー

一般の人たちが映画づくりに参画することを通し、熊本での「人づくり」と「まちづくり」を行うとする映画づくりプロジェクト「HINAMI」。さらに、HINAMIが運営する「ひなみ塾」では、単に目先の受験勉強を教えるのではなく、人間力を向上させるための知性・感性を養うための場として、英語を中心に、国語、数学、そして武道まで学べるという。今回は「HINAMI」や「ひなみ塾」について、これまでの経緯や取り組み、その意義について話を伺った。

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一般財団法人「日本がん予防協会」理事長 小山和作さんにインタビュー

熊本市は、世界でも医療水準が高いとされる日本の中でも、医療が充実した地域として知られる。そうした熊本市や県の医療を下支えし、住民の健康管理に貢献してきた施設の一つが、日本赤十字社の「熊本健康管理センター」だ。同センターは、健診の専門施設がなかった当時、日本で初めて「予防医学」の専門施設として開設された。今回は、同センター開設の立役者であり、現在も名誉所長として日本の予防医学の第一線で活躍する小山和作氏に、さまざまな話を伺った。

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「ちかけん」の竹あかり演出家 池田親生さん 三城賢士さんにインタビュー

熊本のみならず、いま全国で注目を集めている熊本の企業「ちかけん」がある。まつりなどのイベントでの竹あかりによる演出を行う会社としてスタート。いまや全国のまつりやイベント、演出などに呼ばれ、独自の「竹あかり」の作品を用いた演出で、多くの人たちを魅了し感化を与えている。昔から日本人の生活と深く結びついてきた「竹」に、新たな日本文化の灯(あかり)をともし続ける「ちかけん」創業者・竹あかり演出家の池田親生氏と三城賢士氏に話を伺った。(※以下、敬称略)

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金春流肥後中村家13代 中村勝さんにインタビュー

室町時代に確立したとされる「能楽」。その祖とされる観阿弥、世阿弥の時代から存在を認められ、活躍を続けた金春(こんぱる)家は、その伝統を受け継いだ「金春八郎」が豊臣秀吉に大きく用いられ、能楽界のトップの座に就く。秀吉亡き後、時の権力者が徳川家康に移ろうとする中、金春八郎から一子相伝で金春流の能楽を受け継いだのが、中村勝三郎から続く、「中村家」である。加藤清正とともに熊本に入り、その後も細川家とともに熊本の能文化を継承してきた金春流肥後中村家13代の中村勝氏に、熊本の能楽について話を伺った。

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