『平和』の秘密に迫る

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徳川家康に急接近した細川忠興は、関ケ原で奮戦し、豊前国と豊後国二郡を与えられ、39万9千石の大大名になる。忠興の三男・忠利も家康への忠誠の証として江戸に送られ、独自の役割を果たした。第1部では、こうした関ケ原前後の動きを現存する史料で振り返る。

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「防災キャンプ」大学生と楽しく学ぶ

%e3%81%bc%e3%81%86%e3%81%95%e3%81%84daycamp%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e7%94%a8熊本大が熊本地震の復興支援拠点として益城町に設置した「ましきラボ」は8月26日、ぼうさいDAYCAMPを開催した。磁石や自転車を用いた「発電実験教室」や防災グッズの紹介などが行われ、地域の子どもたちなど約50人が集まった。

熊本大の学生が企画した「発電実験教室」では、スタッフの説明を受けながら電球とつながった自転車を漕いだり、磁力を使った実験に取り組む小学生らの姿が見られた。そのほか、自由研究に役立ててもらうための勉強会も開かれた。

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地球規模のリーダー育成へ

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文・法・理・工学部に設置された同コースは、地域の問題を“地球規模”の視点で考えて行動できるグローバルリーダーの育成を目標に、独自の教育プログラムを実施する。当日は、担当教官よる英語の模擬授業や学生による留学成果発表(=写真)などが行われた。

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地震の理解深める『断層見学』

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参加者は熊本地震で社殿や参道の階段など倒壊した「塩井神社」を訪問。この一帯は「沼田川断層」が走ることで知られ、本来は地中に存在する断層が地表に現れているため、容易に見ることができる。参加者らは、地震の被害の実情や断層を観察し、津森神社の宮司の話に耳を傾けていた。

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留学生の「国内定着」 促進へ

留学生の国内定着を図る「留学生就職促進プログラム」の審査結果を文部科学省が6月9日に発表した。27大学の応募の中から12大学を採択。九州では唯一、熊本大(=写真はグローバル教育カレッジ)が選出された。実施期間は2017年から5年間。日本での就職を希望する留学生に対して、大学が自治体や地元企業と連携し、インターンシップなどに取り組むという。

熊本大は、留学生就職推進コンソーシアムを結成し、熊本県やIT関連企業らで構成されている経済団体などと連携し、企業への就職支援体制を整備する。また、留学生が日本企業の産業構造を理解し、国内に定着しやすくするためにビジネス日本語教育やキャリヤ教育などを実施する。

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「避難所初動運営キット」配布

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この運営キットは、運営役員がわかりやすい「腕章」や介護や医療の支援が必要かどうかを確認できる「避難者受付カード」なども含まれ、体育館くらいの大きさの施設を想定したものとなっている。とくに混乱が生じやすい「最初の3日間に必要なもの」に焦点を当て、メガホンや規制用ロープなども含まれている。

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「アプリ」で文化財を体感!

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熊本大は、1994年に埋蔵文化財調査室を設置し、学内の工事などを進める際に、発掘調査を行ってきた。黒髪キャンパスでは縄文時代の人骨が発掘されたほか、地上と地下の文化財を整理し、発信の機会を設けてきた。その貴重な文化財を広く活用してもらおうと「ゆるキャラ」を考案し、関連グッズを製作するなど広報にも力を注ぐ。

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