「憧れの大学」を目指して

熊本大は4月30日、今年度の主な取り組みをまとめた「アクションプラン2010」を策定したことを発表した(=写真)。

アクションプラン2010の基本コンセプトは「地域に根ざし、グローバルに展開する未来志向の研究拠点大学」と「誇れる大学からあこがれの大学を目指して」の2つ。具体的には①学士・修士・博士の各段階に応じた「教育力の強化」②世界トップレベルの研究の推進や特色ある基礎的研究を強化する「研究力のアップ」③大学の持つ資源やネットワークなどを生かした「社会貢献の推進」④留学生500人計画や英語による授業の拡大などを目指す「国際化の推進」―の4つに取り組む。

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発生医学の共同研究拠点へ

熊本大の発生医学研究所(=写真)が文部科学省の共同利用・共同研究拠点認定制度により「発生医学の共同研究拠点」として認定され、今年度から6年間、全国の発生医学の研究分野をけん引することになった。

今回の認定に伴い、同研究所で共同研究を行う課題も採択された。採択されたのは、京都府立医科大や新潟大、北海道大、奈良先端科学技術大、生理学研究所、国立環境研究所をそれぞれ拠点とする6つの課題。内容は、神経回路の形成や神経幹細胞の分化のメカニズム解明などである。

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エイズのリンパ腫 治療に新たな道

熊本大エイズ学研究センターの岡田誠治教授と崇城大生物生命学部の上岡龍一教授の共同研究で、ハイブリッドリボソームと呼ばれる人工細胞膜がエイズ患者リンパ腫の細胞にとりつき、アポトーシス(細胞の自殺死)を引き起こすことがマウスの実験で証明された。大手学術出版セルゼビア社の速報誌(3月号)や文部科学省新学術領域研究のニュースレター(4月号=写真)に成果が掲載された。

ハイブリッドリボソームは上岡研究室が開発。これまでにも胃がんや大腸がんなど、複数種のがん細胞に選択的に融合蓄積し、周囲の正常細胞をほとんど傷つけることなく、がん細胞だけにアポトーシスを起こすことが証明されていた。

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熊本大の研究員が覚せい剤

覚せい剤を米国から密輸したとして、熊本大エイズ学研究センター(=写真)の武久盾(じゅん)非常勤研究員(以後容疑者)が4月30日、覚せい剤取締法違反(輸入)の疑いで兵庫県警に逮捕された。

同県警の発表によると、武久容疑者は4月18日、米カリフォルニア州のロングビーチから大阪・南港に貨物船で送った段ボール箱の中に、覚せい剤約0.2グラム(末端価格約1万9千円)を隠して輸入した疑い。

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世界最強のマグネシウム合金を開発

熊本大大学院自然科学研究科の河村能人教授(=写真)が5月14日、世界最高強度のマグネシウム合金を開発したことを明らかにした。

河村教授は、財団法人軽金属奨学会の助成を受け、2008-09年度の2年間にわたり「長周期積層構造型高強度マグネシウム合金の強化機構」について研究。今回、その成果として、機械的特性(強度)の世界的記録を大幅に更新する新しいマグネシウム合金の開発に成功した。(※写真は2009年11月にホームカミングデーにて撮影)

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「熊本からフェアトレードを」

熊本で日本初のフェアトレード・シティを目指す「フェアトレード・シティ推進委員会」が5月9日、熊本市国際交流会館(熊本市花畑町)で世界フェアトレード・デー(5月8日)に合わせたイベントを開催した。ケニアの生産者やフェアトレード関係者を招き、ファッションショーや講演会、パネルディスカッションなどを行った。学生や市民ら50人以上が参加した。

フェアトレードとは、途上国で生産した製品を先進国で販売し、公正な対価を支払う取り組み。途上国と先進国の間で公正な取引ができるのが特徴で、格差問題解決への貢献が期待されている。現在、世界には約800のフェアトレード・シティ(タウン)があり、熊本市は1000番目のフェアトレード・シティを目指している。

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熊本大体育会主催立食パーティ

新入生と在校生が交流する立食パーティが4月8日、熊本大黒髪北キャンパスの北地区食堂で開かれた。熊本大の新入生約200人と在校生約50人が参加し、立食形式の食事会や部活動紹介、ビンゴゲーム大会などを楽しんだ。熊本大体育会が主催した。

立食パーティは、体育会委員長を務める富田真玄・ダイビング部主将の乾杯のあいさつで始まった。参加者はテーブルに並べられた食事を皿に取り分け、食べながら互いに交流した(=右の写真)。

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